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Bio関連事業

細胞培養事業

動物細胞、ヒト細胞及びその組織を生体内に類似した3次元環境下での培養を可能とする培養基材『DSeA-3D®』を開発。
『DSeA-3D®』はガン細胞等の初代培養が可能で、かつ増殖過程の観察性に優れており、バイオメディカル系の基礎研究開発時および製薬開発時のツールとして 提供しております。今後は再生医療や創薬における研究用ツールとしての使用が期待されています。

『DSeA-3D®』培養用基材

抗がん剤感受性試験

弊社の三次元培養用基材『DSeA-3D®』は、培養液中で熱可逆性ハイドロゲル(TGP)を用いて癌組織および癌細胞を三次元培養することにより、がん細胞本来の増殖を阻害することなく、かつ混在する線維芽細胞を増殖することなく、癌組織および癌細胞を長期間培養することが出来ます。癌組織および単離癌細胞いずれにおいても初代培養を容易にし、より効果的と考えられる薬剤および無効と考えられる薬剤を、in vitro で判別することが可能です。また、TGPは透明なため、顕微鏡にて培養状態を観察することも可能で、抗がん剤の効果を吸光度で表すことにより、より客観的で分かり易い結果が得られます。従来の方法に比べて、非常に簡便でかつ実用的な方法です

『DSeA-3D®』培養用基材の特徴

  • 生体内と類似の環境下三次元培養が可能である
  • 培養用基材に熱可逆性ハイドロゲルを用いている
  • 培養状態を観察できる
  • 固形癌、浮遊癌細胞ともに培養可能である
  • 線維芽細胞の増殖がない
  • 癌組織の長期培養が可能である

 DSeA-3D®培養用基材は、次の弊社保有特許に基づく基材です。

  • 発明の名称【動物細胞培養担体およびこれを用いる動物組織培養方法】第3190145号
  • 発明の名称【初代癌細胞培養担体およびこれを用いる初代癌細胞の培養方法】第3190147号

培養の実施例

種々の癌細胞株の spheroid   1)

株化癌細胞のTGP内での増殖形態 ( MEC:胆管細胞癌 )   1)

TGP包埋培養中の腹水癌細胞がスフェロイド (球体状細胞塊)を形成しながら増殖する様子



腹水癌細胞の培養   2)



Spheroid の組織像の経時的変化 (SW-948:大腸癌細胞株) 1)

関連文献

1) S. Tukikawa, H. Matsuoka, S. Kubota, Artificial Organs, Vol.27, p598-604, (2003)
"A New method to prepare Multicellular Sheroids in cancer cell line using a thermo-
  reversible gelation polymer"
2)Y. Jinnai, et al., The St. Marianna Medical Journal Vol.29, p357-366, (2001)
3)A.Isogai, M. Nagaya, et al., Eur. Surg. Res Vol.39, p41-50, (2007)
"A New Chemosensitivity Assay for Ascites Turmor Cells Using a Thermoreversible
 Gelation Polymer as a Culture Medium and the Observed Clinical Responses"
4)H. Matsuoka, M. Nagaya te, al., Surgery Vol.140, p387-395, (2006)
"Repeated hepatic intra-arterial chemotherapy based on resuls of anticancer drug
 senseitivity test in patients with synchronous hepatic metastases from colorectal
 cancer"



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